日本ディテイルサポートの設立趣意をご理解いただければ幸いです。
ディテイリング業のますますの発展と皆様のご活躍を願っております。
カーディテイリング業は自動車のアフターマーケットの中で確固たる位置を占め、ディーラーオプションとしても多数の商品が取り入れられてきました。その理由は、第一にお客様のニーズがあること、次に施工に技術が伴うことでしょう。
ところが、近年の施工業者の声を聞くと、我々も含めどうも元気がないようです。確かに新車コーティングや自動車ガラス販売など各種商品の内製化、着色ガラスの普及など逆風となる状況もあります。しかし、施工者側にも大きな要因があるのではないでしょうか。事業としての近代化を怠り、ユーザーへのマーケティングリサーチ、コマーシャルメッセージを有効に発信できなかった等々。
私たちはこの業界も次のステップに以降していくべき時期が来ていると考えます。そしてそのステップとは、顧客満足度をアップしたより信頼性の高い施工店、つまりより関連情報を集中し、顧客ニーズに合致した商品の品揃えを高度な施工技術を備えた専門店という分岐が進み、専門店が顧客への信頼度アップと市場の開拓の中心に位置し業界を牽引することは、カーディテイリング業の発展に必要なことではないでしょうか。
そのための前段階として、このたび日本ディテイルサポートを設立しました。
いわゆるぶら下がり型の組織では無く、メンバーの積極的な参加による活発な活動を基盤としたステップアップ志向の任意団体です。
業界の発展と個々の事業に関して様々な考え方があります。車輌情報をはじめ施工関係の情報全てを個々のノウハウとして外に発信することは、損をすることと同義に思われる方々も多いでしょう。はたして本当にそうでしょうか?情報はより大きなデータを基にしたものの方が正解です。技術は基礎がしっかりできていなければ簡単に分かるものではありません。お互いが少しでも早く正確な情報を共有し高いレベルで技術の切磋琢磨を行うことは、情報を個々がしまい込むことに比べ、数段の利益を享受できるのではないでしょうか。
こうした活動を低コストで迅速に処理するため、日本ディテイルサポートはインターネットを用いた情報交換サイトを設置しました
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当団体の設立趣意をご理解いただき、ぜひ多くの優れた技術を持った方々と「カーディテイリング業の発展」と「利益の享受」を共に得られれば幸いと思っております。
NDSの活動報告をご紹介します。
オートアフターマーケット2006出展